多少なりとも納得できる状態を目指して
今月上旬の2連戦にて20m先に弾を飛ばすのがやっとであったスモルトを使い、両極端の感想を持った。
せめてもう少し飛距離があれば。
とは言え、現状ではSAA以外のペガサス2発売を待っていても何時実現するか見当もつかず、文字通り手持ちの武器で何とかするしかない。
とうとうやるしかないのか。
飛距離を伸ばす為にホップアップパッキンの交換を。
DT-10mmAUTO先生からその名は度々聞いていた「うましか蓮根」を。
ゲボスケへの換装を歯の詰め物に例えるなら、うましか蓮根換装は内科手術であろう。(恐らく例えが悪くて違っている気がするが)
そんな腹を裂いて内臓を見るような事が私にできるだろうか。
親兄弟でさえ引くくらい不器用なのだ。
故の箱出し大好きノーカスタム大好きなのだ。
…
… …
… … …
グズグズ言っていても仕様が無い。
やるか。
今回もDT-10mmAUTOさんの記事を参考にさせて頂いた。
deltaelite-10mmauto.hatenablog.com
また、換装手順の大まかな流れとしてYouTubeの以下の動画も参考にした。
タナカ M29 Ver3 うましか蓮根大辛 取り付け解説 - YouTube
正直この流れるように換装動画を見て、実行を決心したところはあった。
しかしこの動画はM29用であり、実際に換装したところ、スモルトの内部はDT-10mmAUTOさんの記事の方が実態に近かった。
腹を決めて腹を裂いて肝を交換する(魚を捌くんじゃないんだから)
意を決し分解にかかる。
アウターバレルの外し方が判らず早速躓く。
YouTubeの方を見ては不要なピンを外して冷や汗を流してみたり。
そんな中やはり頼りになるのは先生の記事である。
というわけで、リアサイトを外してみたら、
あったー
アウターバレルを外し、Cリングの取り外しに散々苦労し(不器用の伏線回収)ようやくパッキンに辿り着いた。
早速うましか蓮根大辛に付け替える。
うわっ純正品の柔らかいこと!
なるほど、これでホップが充分にかからないのであるな。
手順を逆に辿ってスモルトを組み直す。
やってみれば、そこまで大袈裟な話では無かった。
案ずるより産むが易し横山やすし怒るでしかし。(無事に終わってテンションが)
私はこの歳でさらに大人の階段を昇ってしまったようだ。(下がらぬテンション)
充足感と安堵を得て無事作業を終了できた。
DT-10mmAUTO先生と知らないYouTubeの人に感謝を。
そして地獄の幕開け
翌日作業をしていた椅子の上に光る何かを見つけた。
…は?
慌てて部品図から「バレルスリープOリング」というパーツと判明。
…ていうか、これは必要な部品?
というくらい微妙な位置に取り付けるようだ。
うーん、どうしようかなぁ。
また昨日のアレを途中まで繰り返すのは億劫だなぁ。
とは言えパーツを放り出しておくのも忍びなく、昨日と同じことを行い再組み込みした。
軽い気持ちで裏の林に向かって試射したところ、20m届かないくらいで弾が落ちだした。
パッキン交換効果が出ていない!
これはアレか。
バレルに出ているパッキンの量が少ないのか。
更に面倒だが一度手を入れてしまった以上このままにして置く訳にはいかない。
昨日と全く同じ工程を経てパッキンを露出するが、ソレを押し込む手立てがない。
とりあえず手近なメンディングテープでパッキンを止める。
バレルを覗き込んでみるが判るほどパッキンが出ていないようだ。
更にメンディングテープを2枚追加で止め強引に組み直した。
そして試射すると今度は弾が出ない上にシリンダーが回らない、スイングアウトもできない。
どうやらパッキンが邪魔で弾詰まりとなったようだ。
素人なので本当にここら辺の加減が判らない。
その後何度も、ホップがかからない、飛距離激減、ホップがかからない、という事を繰り返す事6回!!
うんざりしてきてリボルバーが嫌いになりかけた頃、ようやく20mくらいを真っすぐ飛ぶようになったところで本日作業のタイムアップとなった。
■今日のメモ
- うましか蓮根換装はできたが調整となるとなかなか厳しい。
- ホップアップパッキンは1日寝かせて馴染ませた方が良い、とかあるのだろうか…
(2024/02/26 追記)
下手な調整を何もしない状態で二日目、0.25gで20mを真っすぐ飛ぶようになった。 - 作業場所のすぐ横に30mくらいのシューティングレンジが欲しい。
できれば作業椅子に座ったままで試射が出来るような。 - 本当に早く(SAA以外の)ペガサス2のガスガンを出して欲しい。
当然可変ホップで。