メモを撃ち抜きたい

五十(過ぎ)の手習いで始めたサバゲーについて

サバゲー #50 [いぶし銀サバゲー] No.9 1戦目

噂のイベント初参戦

 

その名はサバゲーを始めた直後くらいから聞いていた。

 

当時は「貸切とかイベントとか無理無理」「そもそもサバゲーのメインストリームは30歳以上だから限定の意味が判らん」と思っていたので興味が無かったのだが、その名は記憶に留められていた。

 

時を経る内、その名を度々耳にしたし旧Twitterでの盛り上がるタイムラインも見たし、ブロガーさんの記事も読んだ。

 

???と思うようなゲームルールと進行で、理解が追い付いていなかったのだが「もの凄く楽しい」と言うのは伝わってきていた。

 

そして今回の開催は個人的にタイミングが良かったのもあり、いよいよの初参戦と相成った。

 

「いぶし銀サバゲー」に。

 

 

「30歳以上限定」を謳っているので、中高年に優しいゆるゆるとした貸切サバゲーを想像していたが、結論を言うと全くの逆であった。

 

そして楽しさもゆるゆるとしたゲームとは全く逆の楽しみであった。

 

総じてこの日も大変楽しい1日だった。

 

 

またこの日は、はてなブログサバゲークラスタのお一人である「ハセハセさん」とお会いできた。

 

hasehasemilitary.hatenablog.com

 

一緒に写真を撮って貰った

ハセハセさんは、戦場カメラマンとしてイベントに招待されることもあり、カメラマン装備を持参されていたりする。

カメラマン装備

ハセハセさんに撮って頂いた1枚

 

ご近所でありながら、なかなか機会が無かったがようやく邂逅を果たせた。

 

 

 

 

フィールド所感

今回のイベント開催フィールドは千葉県印西市にある「No.9(ナンバーナイン)」さんである。(開催フィールドは毎回違うらしい)

 

www.no9-co.jp

 

情報量が多いw

 

 

丘を利用したフィールドで、平坦部分の問題かセーフティもフィールドも幾つかに分けられていた。

 

フィールドに一番近いセーフティは受付のあるセーフティから、結構な上り坂を結構な距離歩く必要がある。

 

ちなみにシューティングレンジも複数あった。

 

受付横のシューティングレンジはこのような造りで、千葉フィールドな感じである。

打ち上げるタイプはお初だ。

 

打ち上げるタイプ

 

打ち上げて正常にゼロインができるのか?と思ったが、そもそもフィールド全体が高低差があるので、むしろこれが正解なのかもしれない。

 

 

施設はとても充実しており、洗浄便座付き水洗トイレは勿論、有料のシャワー施設にキッチン(お昼のカレーやもつ煮、唐揚げ等を注文できる)まで設置されている。

 

またセーフティの机や椅子もスタッフさんの心配りが感じられる綺麗さであった。

 

 

今回の会場となった、メインフィールドとセンターフィールドは一部平坦なところもあり、櫓やCQB、バリケが存在する。

 

しかしながら、地味に高低差があり移動だけで太腿にダメージを負うw

メインフィールド奥のスタート地点に行くまで2メートルの坂を毎回上るとか、何の訓練かと思う。

 

フィールド全体に笹が自生しており、そこをけもの道が走っている感じである。

 

この笹ブッシュや竹が射線を遮り狙撃が難しいが、逆に低い姿勢での進行がしやすい。

 

この日はブッシュも濃くなく濡れても居なかったのだが、夏場を想像すると個人的に勘弁願いたい…。

 

特に虫被害。

 

昨年の夏に森林フィールドでヌカカにやられ、太ももから臀部に掛けて20カ所近く刺された為に夏場の森林フィールドにはトラウマがある。

 

森林フィールドは冬場に限る。

 

異論は認める。

 

 

話を戻して、No.9さんは森林フィールド以外にもCQBフィールドや、「西部劇ごっこ」が毎年開催される違うタイプのフィールドがあり、独自性が濃いフィールドである。

 

こういうフィールドさんは強いのだろうな、と思えるフィールドであった。

 

 

 

 

いぶし銀サバゲー

 

熱狂的なファンがいる(らしい)サバゲーイベントである。

 

その特徴は何と言っても

  • 戦術カード

にある。

 

上記だけでは全くもって判らないと思うので、ここはハセハセさんの過去記事を読んで頂きたい。(超絶他力本願)

 

hasehasemilitary.hatenablog.com

 

 

読みましたか?

 

読みましたね?

 

何となく理解されている前提で当日の感想を進めます。

 

 

 

この日、初参戦の私は常連組の戦術選択を勉強させて貰った。

(能動的に発言したのは「いぶし銀サバゲーらしいのはどの戦術ですか?」くらいである)

 

選択された戦術と相手チームによる戦術影響(妨害やスパイ)を考慮し、どうフラッグを取っていくかをその場の短い時間で共有し動き出す。

 

「戦術」は既に決定しているので、あとは現場で「戦法」を練り選択し実行するのだ。

 

 

これが堪らなく楽しい。

 

 

いぶし銀サバゲーの楽しさは、この自ら選択した限定状況(戦術)における最大効果を発揮する行動(戦法)の選択と実行にあると見た。

(初参戦である素人的個人の感想です)

 

とは言え、この日の我がチームは選択戦術が悉く裏目に出る展開で、10戦中1度もフラグが取れなかった。

 

主催曰く「これもいぶし銀サバゲーの楽しさ」らしいが、通常の定例会とは比較にならない悔しさである。

 

事前の「戦術」が1ゲームに与える影響の大きさよ。

 

逆に言うと相手チームは「戦術」選択以前の「戦略」に重きを置いていた為の勝利であったのかもしれない。

 

1ゲームでの勝敗ではない1日を通したゲームの組み立てを考えさせられ、これまで体験したことのないサバゲーであった。

 

 

いやぁ、これはハマるわ。

 

 

全てのサバゲーマーにお薦めできるようなライト感は全く無いのだが、少しでも興味のある人は一度体験して貰いたいサバゲーである。

 

このモデルはサバゲー界の1ジャンルとして確立できるポテンシャルがあると強く思えた。

 

 

 

熱い語りはこのくらいにして、当日自身の動きはどうだったのかと言うと、「精彩に欠ける」の一言に尽きる。

 

場にのまれたような軽薄な思考で大してゲーム全体に貢献ができなかった。

 

これは自身の経験不足であると考える。

 

実際ゲーム前にチーム内で戦法の確認をしているグループに混ぜて貰ったのだが、通常取るべき連携の基本ができていなかったのだ。

 

アタッカーが4人で「前線を押し上げる」という戦法ならば、横に並ぶように位置取りをしてお互いをカバーするように連携をしなけらばならなかったのだ。

 

一つ後ろのバリケで牽制弾を撃っている場合ではない。

 

と気が付いたのは帰宅運転中の一人反省会の時であった…(トホホ)

 

 

ポイントマン(≒アタッカー)を目指す以上、目標は裏取りと連携である。

 

 

直ぐには無理かもしれないが(なんせ月イチサバゲーなので圧倒的に経験が足りない)、せめて脳内でのケーススタディはしておこう、と思った。

 

次に参戦するその日の為に。

 

 

 

さて、この「いぶし銀サバゲー」では噂を耳にしていた方々とお会いでき、大変楽しめた。

 

美味しいコーヒーとお茶請けを提供(何と無料!募金箱を置いて頂ければ幾らか入れます!)している、バリスタ塩コーヒーさん」。

 

マジで癒しのコーヒー

 

そして雰囲気のある写真を撮られるオガタクさん

 

ハセハセさんがポートレートの名手であるならば、オガタクさんはスナップの名手であろうか。

 

このフィルター加工は勉強したいところである。

 

この加工よ

 

かつて写真を趣味にしていた身としては、お二人の写真に触れられ懐かしい熱を感じる事ができた。

 

お二人に感謝。

 

 

 

 

 

初のスパイ戦と初スパイ

 

午後のある一戦にて、相手チームがスパイを2名送り込む戦術カードを使ってきた。

 

スタッフさん曰く

「この中から2名のスパイを選出します。全員後ろを向いて一列に並び手を後ろに組んで足踏みをして下さい。スパイをやりたい人はパー、どちらでも良い人はチョキ、スパイをやりたくない人はグーを出していて下さい。」

 

 

スパイ戦かぁ。

 

初めての経験だ。

 

スパイは何をしたら良いのだ。

 

チームを完全に裏切ればいいのか?

 

そんなに気持ちをスパッと切り替えられる方では無いし、ブラフ系ゲームは家族内で最弱の称号を得ているほどウソがばれやすい。

 

スパイなのに味方のふりをし、どんな顔と気持ちで味方を後ろから撃つのか。

 

スパイを好む人間はサイコパスに違いない。

 

等と思いながら、何故かチョキを出していた。

 

一抹の不安と薄黒い背徳感が同時に湧き上がっている私の肩をスタッフが叩く。

 

 

 

…スパイ確定。

 

 

 

…見方を後ろから撃たねばならぬのか。

 

 

 

… ニヤリ (サイコパス

 

 

 

「スパイ戦初めてなんですよねー。後ろに下がっている人に警戒すれば良いんですかねー」

 

等と周りと会話しながら前線に向かう。

 

そしてどうやって味方を撃とうか悩んでいた。

 

流石に近距離から長物で撃つのは人として気が引ける。

 

せめてもの償いとしてハンドガンで痛くないように屠ろう。(僅かに残った良心が後に後悔を生む)

 

何て考えつつ、味方にバレないようスパイ活動開始時間からたっぷりと時間をかけていた時、横のバリケから「やばい!ハセハセさんがスパイ!」という声が聞こえた。

 

ほほう。

 

ハセハセさんが前線に居ないからおかしいなぁ、と思っていたら案の定だった。

 

 

同士ハセハセよ、共に見方を屠ろうぞ。

 

 

と思いつつ横のバリケへ「マジですか?やばいっすね」と言いながら、リボルバーを抜き二人に向けて撃ち放った。

 

が、直後に背後のヒットコールに気付いたLMGに斉射をくらい、あえなくヒットとなってしまった。

 

初のスパイは、残念の2キルのみであった。

 

「ハンドガンぬいたから、怪しいと思った」

 

とは犠牲者の言。

 

 

その後キャットウォークでハセハセさんと合流し

「7キル取りました。沙門も狙えたんですがあそこでキル取っちゃうと周りにバレるので撃てなかった」

と教えて貰った。

 

なるほど。

 

こんなところでも、中途半端(痛くないようにハンドガン)な行動となってしまったのが大きな反省点である。

 

しかしながら、

 

「面白かったでしょ?」

 

とハセハセさんに言われ

 

「とても面白かった!」

 

と返せた。

 

次の機会には味方をきっと皆殺しにしてやろうと決意した。(サイコパス

 

 

 

 

 

スモルトの実戦投入

 

先日購入したスモルトであるが、

 

syamon108.hatenablog.jp

 

早速実戦投入をしてみた。

 

ハセハセさん撮影

 

気温のせいか全く弾が飛ばず、冬場での運用は大変厳しいという感想だが、同時に僅かな可能性も感じられた。

 

弾が飛ばないなら弾が届く距離まで近づけば良いのだ。

 

その為には状況把握に相手がいるであろう場所の特定、隠密行動にカットパイ等の丁寧かつ手早いクリアリングに一発必中の腕前等々、身に付けなくてはならない事がとてもとても多い。

 

しかしながらそれを身に着けた暁には、自身の納得以上の何かを得られるかもしれない。

 

早い話が、そんな不利も楽しめそう、という事である。

 

 

 

 

■今日のメモ

  • いぶし銀サバゲーの中でも、もしかして最高齢に近いかもしれない、と思った。

  • 思った以上にヘロヘロになった。
    セーフティに居る時は戦術会議で立ちっぱなしだし、ゲームは高低差のあるフィールドだしで、身体にはちょっとキツイ事が判った。

  • カミースが7,8人居た。

  • 最近AKストームのセミロックが多い気がする。
    特にフルオートの時に。
    いよいよフルメンテナンスが必要か。

  • チーム内連携の大事さが良く判るイベントである。
    情報共有の為に無線機導入を本格検討すべき時期にきたのかも知れない。

  • スモルトだが、初弾がヘロヘロ弾であることが何度か発生した。
    これがペガサス病か!?

  • SAA以外のペガサス2リボルバー発売を心待ちにしている。

  • なんと50回目のサバゲー
    よく遊んだものだ。
    まだまだ飽きていないのでこれからも続けて遊んで行きたい。

 

 

自チーム内のAKを並べて撮影会をしてみたり